トピック

菊池恵楓園の視察が行われました。

2009年7月10日、協議会で設置した「歴史的建造物等保存検討作業部会」が、菊池恵楓園を視察し、隔離政策の歴史を残す建物の現況を確認しました。この作業部会は、国のハンセン病政策の歴史や実態を後世に伝えるため、全国の療養所の建造物や資料を調べ、保存・復元や維持管理の方策をまとめるものです。
この日は、藤岡洋保・東京工大大学院教授(建築史)と鮎京眞知子弁護士などが訪問し、旧事務本館(現社会交流会館)と旧監禁室、ハンセン病患者専用の刑務所だった旧菊池医療刑務支所の3施設を中心に園内を見て回りました。