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ハンセン病問題基本法の完全実施を求める東京集会が開催されました。

2010年10月26日、東京の社会文化会館において、「ハンセン病問題基本法の完全実施を要求する東京集会」が、全国ハンセン病療養所入所者協議会の主催で開催されました。200人を超える人の参加がありました。

全国ハンセン病療養所入所者協議会会長神美知宏氏の基調報告のあと、
大島青松園自治会会長山本隆久氏、
宮古南静園自治会会長宮里光雄氏、
多磨全生園自治会会長佐川修氏、
星塚敬愛園自治会会長岩川洋一郎氏
から4つのテーマについてアピールがありました。

(1) 大島青松園官用船運航の民間委託に反対し、国家公務員による運行を要求する。
(2) 宮古南静園園長の一方的転任に抗議し、直ちに後任の選任を要求する。
(3) 国会決議を尊重し、賃金職員の早期定員化を要求する。
(4) 職員定員削減・業務の民間委託・医師、看護士欠員の放置など国の責任を追及し、立ち枯れ政策の転換を要求する。

そして、前参議院議長江田五月議員、
ハンセン病問題の最終解決を進める国会議員懇談会会長川内博史議員、
ハンセン病国賠訴訟西日本弁護団代表徳田靖之弁護士、
全日本国立医療労働組合委員長岸田重信氏
からあいさつがありました。

最後に、宣言文を採択しました。