トピック

「ハンセン病対策議員懇談会」及び「ハンセン病問題の最終解決を進める国会議員懇談会」の合同会議が開催されました。

2015年6月11日

衆議院第1議員会館会議室において、「ハンセン病対策国会議員懇談会」及び「ハン セン病問題の最終解決を進める国会議員懇談会」の合同会議が開催されました。

ハンセン病対策議員懇談会会長の中曽根弘文参議院議員とハンセン病問題の最終解決を進める国会議員懇談会会長の平沼赳夫衆議院議員の挨拶のあと、統一交渉団(ハンセン病違憲国賠訴訟全国原告団協議会、全国ハンセン病療養所入所者協議会、ハンセン病違憲国賠訴訟全国弁護団連絡会)を代表して、志村康全原協会長が要請書を両会長に手交しました。

要請書では、

  1. ハンセン病療養所の期間業務職員の後補充を完全実施するため、その処遇等に関する特別の施策を講ずること
  2. 国の施策として、全国13箇所にある国立ハンセン病療養所施設を永久保存し、誤ったハンセン病隔離政策の教訓を後世に伝える人権研修の場とすること。

を要請しました。

厚生労働省は、

  1. 期間業務職員の公募方法について平成28年度から見直すべく検討すること
  2. 永久保存について統一交渉団と協議を行っていくこと

を表明しました。

合同会議では、

  1. について厚生労働省の検討結果について報告を受け、その後の対応は両会長に一任すること、
  2. について協議の後押しをすることを確認し、その後の対応は両会長に一任すること

が確認されました。

なお、厚生労働省から、特定配偶者等支援金制度の説明がなされました。